金融業でマレーシアで働けるか、必要な資格と人材像

マレーシアの金融系求人の概要

マレーシアの金融機関には特徴があります。多民族国家であるため、その民族独自の金融機関があることです。民族限定でなければ利用できないというものでもなく、求人に応募できないということもありませんがシステムに多少の違いがあるので確認が必要です。マレーシアで最も一般的な金融機関はイスラム金融でイスラム教の教義に則っています。そのため利息は謝礼という名目で預金者に支払われます。その他にも金融機関は幾つもあり、求人の多い職種は一般事務や総務ですが、セールス担当の募集もあります。日本や現地での就労経験があれば応募する条件が整います。

 

マレーシアで金融系の求人に応募するには、金融機関もしくは他の業種での勤務経験があることが最低条件です。求人先によって学歴は異なりますが、最低でも高校卒業程度の資格が必要です。スキルとして求められることは、業務に対する知識と経験です。総務であれば総務経験者が有利で、営業ならばコミュニケーションが十分にとれる語学力です。経理に関しては日本の経理・簿記の資格ではなく、MBAなど国際的な資格を取得していると有利です。コンプライアンスに関する経験があること、英語だけでなくマレー語に堪能であることが望ましいです。

 

マレーシアの金融系の求人での待遇では、週休2日は標準です。マレーシアのカレンダーに従って定められた祝日も休暇となります。日本との大きな違いは、マレーシアには民族によって4つの宗教行事があることです。民族ごとに休暇をとるので、たとえばマレー人が行事で休暇をとってもマレー人以外は出勤します。給与面では、勤務する金融機関と担当業務によってはいくつかの体系があり、たとえば基本給にセールスコミッションが付加される形態、月額固定制などがあります。平均すると一般職の給与は日本円にすると10万円から15万円前後です。ボーナスは1ヶ月から2ヶ月分の支給が標準です。学歴が高いほうが基本給が高くなるのはマレーシアも同じで、出世の速度にも関わってきます。高卒よりは、大学卒がよく、学位によっても差が出ることが多いです。